重なる余韻
光の強い部分と弱い部分が共存することで、空間にメリハリが生まれる。 居心地の良い場所を、その時々で感じることでアクティビティが生まれる。 その時間、その季節で感じる余韻。
重なる余韻
光の強い部分と弱い部分が共存することで、空間にメリハリが生まれる。 居心地の良い場所を、その時々で感じることでアクティビティが生まれる。 その時間、その季節で感じる余韻。
藻岩山の家
藻岩山の地形成りに家々が立ち並ぶ、独特な魅力を持った地域の一画に、 平な部分が4割程度、残りが全て斜面で、2m以上の高低差を持つ場所がある。 この敷地に、高低差をモチーフとした家を建てる。
so-to-ma
室内が屋外に滲み出るように拡がり 有りの儘の空の下に居る心地良さを感じる。 いつもの食事を外の間で いつもの団欒を外の間で、 多様なアクティビティーが生まれる外の間。
羽織る樹々
何気ない風の音や枝葉の揺れる音 樹々の振る舞いに譲りながら、私たちは此処に居たい 日常の暮らしを自然に委ねて重なり合い、混ざり合う 居心地の良い五感がまとわりつく 此処ではいつも柔らかい時が薫る 私たちは樹々と共棲してゆく いつもの柔らかいこの場所で
深い空
移り変わる一日の空 季節の空 それは毎日の暮らしの中に映りこんでくる何気ない情景 東雲と月影に調律されるかのように 空間は自然な状態に寄り添っていく いつもの空 器のような空 そして永く寄り添う深い空
コヨミズキ
窓辺にもたれかかって眺める山の樹々。 陽の光で刻まれてゆく秒針で暮らしは彩られる。 東の空が明るくなる、この僅かな時間が大好きなんだ。 ボクたちは、この日常の何気ない風景が大好きなんだ。 窓の外の風景は、暦のように四季を映し出してくれるからね。
瞬く間の情景
ひんやりした夜明け前の空に近づいてみる キラキラした木漏れ陽に近づいてみる 深い雪、長い雨、夜空に座る星に近づいてみる ボクは居場所を転々とする 刻まれる時季を転々とする いつもの何気ない瞬く間の情景を感じたいから
繋がる庭と家
庭を中心に部屋が並べられることにより 近隣との距離感も程よく保ちつつ、日差しが遮られることもない。 住宅街の中に建つ自分たちだけの特別な場所。